無垢材としっくいに囲まれた憧れの南欧風住宅

リビングの大きな吹き抜けに、手仕事でキズつけた古木風の梁やコテ塗りのしっくい壁が美しい陰影を見せてくれます。

優雅な曲線のアイアン手すりやキッチンや２階の開口が優しい雰囲気を醸し出しています。床は「節のあるパイン材より少しフォーマルに」との施主様の要望でチーク材にしました。

アイアン手すりはデザインを選んでオーダーで作成しました。窓にはステンドグラスをはめ込んで日差しを取り入れるようにしています。

キッチンは扉にチェリー材、天板に人工大理石を使って造作しました。壁のタイルやカップボードの扉にはチェッカーガラスを選ぶなど、注文住宅ならではの

細かいパーツを一つ一つ選びました。アーチの扉の奥には家電置場を造ってリビングからは直接見えないようになっています。

リビングンの隣りに設けたニッチ収納には、固定電話とアンティークの電話機を設置しました。壁にはブリックタイルつけまし上部にはダウンライトをつけました。

波のような外構の塀は施主様のこだわりのひとつです。しっくい壁に素焼き瓦の屋根、アーチの開口がナチュラルでかわいく仕上げました。

玄関収納はチェリー材の輸入扉で作成し、収納の上のニッチは段を付けてフォーマルなイメージに仕上げました。

壁の腰板もチェリー材で合わせて、床はチークの無垢材を張りました。木をふんだんに使用しているので、家に入ると安らげる空間にしました。